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【取り組み】 2年連続 栃木県立佐野松桜高等学校へ出張講話へ行ってきます。
今年も行ってきます!
昨年は、介護福祉科1年生、2年生を対象として、
障がい者スポーツの紹介「フライングディスク体験(フリスビー)」を
日向野修様(福田屋百貨店)に講師としてご参加頂きました。
左半身麻痺という障がいを持ちながら、国体選手として活躍されており、
ディスクゴルフスポーツの普及活動にも力を注ぐパラアスリートです。
ディスクスポーツ競技を生徒の皆さんに体験して頂きながら、
日向野様の素晴らしいデモンストレーションを実演して頂きました。
日向野様自身が、障がい者になった時の気持ちや、左半身麻痺という障がいを受け入れ、
前向きにスポーツに取り組むようになった背景などを対談形式により教えて頂きました。
また、障がい者差別解消に向け、健常者が障がい者に対する配慮としてやってしまいがちな、
「障がいについて聞かない配慮、聞けない配慮」という行動が健常者に多く見受けられることも事実です。
障がいの理解が得られない状態、状況を理解せずに対応していることが、多く存在しているように感じます。
日向野さんは「私から、こんな障がいなんです!と自ら話すよりも、聞いて頂いたほうがありがたい」
という障がいを持つ人の気持ちを教えて頂き、貴重な声を聞くことができました。
障がいに対し、「みる・きく」事の大切さ、情報収集の重要性についてお話させて頂きました。
今年は、昨年とは少し内容を変え、生徒たちが自ら考え「考動」できるような授業にしようと検討中です。
介護福祉科1年生を対象に、福祉車両の操作だけではなく、高齢者疑似体験や、移乗方法などを体験して頂き
介護福祉士取得を目指す、新一年生に何かの気づきがあればと、全力で考え、参加したいと思っております。